CB400four NC36 ユーザー車検を受ける〈当日編〉初心者向け詳しい流れあり
大宮陸運局での検査の流れ
車検切れ2日前にしてなんとか合格
ユーザー車検を受けてきました。
復刻版CBであるNC36の、元になったモデルと言われる、本家CB750fourがお隣に。オレンジのカラーも素敵!
自宅は埼玉県の浦和なので、最寄りはコチラの埼玉陸運支局、通称 大宮の陸運局。
■ユーザー車検当日の手順
事前準備も重要。コチラ
CB400four NC36 ユーザー車検を受ける準備 - バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと身の回りの出来事
1.テスター屋に行く
陸運局の周辺には、必ずテスター屋がある。
バイクの場合、ヘッドライトの光軸だいたいズレてるので、テスター屋で調整してから受験した方が良い。
予約などは不要で、光軸見てください、と言えば即調整してくれる。値段も1,000円くらい。
2.印紙を買う
大宮陸運局の場合、入って右手の建物
C棟へ
ここで継続車検を受けたい、といえば印紙などを用意してくれる。
重量税5,000円
審査証紙1,300円
検査登録印紙400円
合計6,700円 を支払う。
印紙を貼った、必要書類3部を受け取る。
1.重量税納付書
2.継続検査申請書
3.検査票
3.自賠責を申し込む
印紙の窓口の隣で自賠責を申し込める。
自賠責保険 9,680円
を支払い、新しい自賠責保険証を受け取る。
4.書類を書く
入り口左手の建物 A棟に移動。
先程受け取った3部の書類に、必要事項を書く。
書き方は、奥の方の記入テーブルの所に、かなり分かりにくいが記入例があるので、参照の上。
まあ書くことは簡単で、車検証の内容や、自分の住所とか。1箇所、ネット予約した時に送られてくる予約番号を書くところがある。
※鉛筆で書く場所とボールペンで書く場所と指定があるので注意。
5.検査の申し込み
書類が書けたら、持ってきた書類(納税証明やら記録簿やら)と併せて5番の窓口に提出。
★書類の重ね方に指定があるので注意。
窓口に書いてある
6.検査ラインで検査
申し込みが終われば、ついに検査ライン。
書類のうち、
検査票と車検証
は検査ラインで使うので、すぐ出せるように。
バイクの検査は、バイク専用レーン。
大宮の場合、左寄り。2レーンの3レーンの間。
車がたくさん順番待ちしてても、どんどん抜かしてバイクレーンに進んでOK。
入り口に近づくと係の人が来る。
検査票と車検証を渡し、
・まずは外観検査
・車台番号
・ウインカー
・前後ブレーキランプ
・ホーン
・ハンドルロック
・車体寸法
の確認がある。指示された灯火類などを点灯していく。合格印を貰い検査票を受け取る。
↓ここから先はセルフ。
・平成11年式以降は排ガステスト
NC36は古いので排ガスは省略。
プローブという棒をマフラーに突っ込み、年式別のボタンを押して、足跡マークの上に立つと測定開始。
近くにある打刻機に検査票を突っ込み、合格印をもらう。
・続いて、速度計・ブレーキ・ヘッドライトのマルチテスター
信号が青になったら、
測定項目をボタンで選択する。
ライトが1灯か2灯か? スピードは前輪測定か、後輪測定か?
などを選んだら、画面の指示に従う。
スピードメーターテスト
CB400four NC36は、後輪で測定するタイプ。
最初間違えて前輪にしてしまい、再検査になってしまった、、、
ローラに後輪を乗せると、ニュートラルにして、足元のバースイッチを踏め!とか指示が出る。
後輪が回転し始めるので、車体のメーターを読み、
40km/hを指したらすかさずバースイッチを離す。
続いてブレーキテスト。
これも画面の指示でブレーキを掛けるだけ。
最後にヘッドライトのテスト。
明るさと、光軸を測る。
ハイビームにしろ、と指示が出る。
テスターが勝手に出てきて、勝手に測定する。
この時、アクセルを煽ってもOKなので、
光量自信ないなら回転上げて
少しでも明るくする。
終わったら、また打刻機があるので、検査票を突っ込み、合格印をもらう。
(不合格があっても打刻する。)
これで終わり。
一旦出口から出て邪魔にならない所にバイクを停めて、出口の小屋に検査票と車検証を提出。
最終合格印をもらう。
(不合格でも不合格印?をもらう)
7.車検証とステッカーを貰う
先程のA棟の建物に戻り、7番の窓口に検査票・旧車検証などを提出。
提出の際は、置いてあるクリップで挟む。
クリップに挟んであった番号札を持ち、待つこと数分、車検証とステッカーが渡される。
クリップと番号札を元にもどしたら終わり。
8.ステッカーを貼る
ステッカーを貼り替えたら無事完了です!
もう一台のGSX-Rの時は、ブレーキランプの不具合と光量不足、ホーン不調もあり、不合格で、ホームセンターに駆け込んで修理したりと、とにかく大変だったので、今回もリュックサックに工具満載で来ましたか、嬉しいことに、不合格箇所は無く、一発合格となりました。
(スピードメーターテストの前後間違いはありましたが、、、)
CB400four NC36 ユーザー車検を受ける 〈ユーザー車検のリスクとは〉
ユーザー車検とは
車検といっても、実は種類があります。
どの車検を受けても大丈夫だが、掛かる費用とやってもらえる事(=自分でやらなきゃいけない事)が違う。
どうせなら自分に合った車検が見つかるといいですよね。
大きくはこの3種類で、ユーザー車検はもちろん3番の事
上にいくほど費用が高く手間はない。
下にいくほど手間は掛かるが、費用は安い。
というイメージでしょうか。
車検そのものは狭義では国が定めた検査と、その合格の事を指しており、
本来、陸運支局に現車を持ちこんで検査を受け、「合格」を貰う事ですが
1番の指定工場だけは、陸運局同等の検査設備を持ち「合格」を出す事ができる。
そのため、1番の指定工場での車検は、その場所で完了できるのに対し、
それ以外の方法の車検は、誰かが陸運支局に現車を持って行く必要がある。
検査自体は案外シンプルな物。
・ブレーキはきちんと効くか?
・ライトが正しい方向を照らすか?
・灯火類やホーンが正しく作動するか?
・排気は規定のきれいさか?
・故障は無いか?
など基礎的な内容の測定、正常性確認となる。問題なければ合格となり、あらたな車検証が発行される。
※実際には、この検査とは別に、定期点検と整備点検記録簿の記載が必要。(自分でもできる)また、定期点検の結果、整備が必要になる場合ももちろんある。
見方によっては、簡単な内容であり、車検を単に通すだけなら誰もがユーザー車検で良いような気がするし、私自身はユーザー車検推進派(?)ですが、案外リスクも高く、誰にでもオススメできる物じゃないので、チャレンジしようと思ってる人に向けて、そこらを書いておきたいと思います。
ユーザー車検のリスク1
まず、検査に通った=安全 では全く無い。
ディーラーなどに車検を頼めば、点検がセットなので不具合や、消耗品の交換なども、ちゃんと調べて必要な事を車検と同時に行ってもらえる。
ところがユーザー車検では、そういった点検も自身の責任となる。
たとえばブレーキパッド。残りが0.1mmで明日にはブレーキが効かない危険な状態でも、今日ブレーキが効けば車検は通ってしまう。
オイル交換も、車検の検査項目には無いため、どんなに汚れていようと車検には通る為、自身での管理が必須となる。
たくさんある消耗品などの交換サイクルを理解して適正な整備を適時行ったり、依頼したり出来る人でないと、かなり危険な事になる。
ユーザー車検のリスク2
とにかく面倒。
一般的に、ディーラーなどの業者に車検を依頼する場合、すべて手続きを業者が代行してくれるので、車検証など最低限の持ち物だけあれば、ほぼ何もする事はなく、簡単。
しかも代車もあったり至れりつくせり。
これがユーザー車検は全て自分でやるので、結構めんどくさい。手間を掛けたくない、という人にはまったく向かない。
〈ユーザー車検やる事リスト〉
・受験前には自分で整備/検査箇所の確認
・必要書類の準備や検査の予約
・テスター屋でのライトなどの事前調整
・受験書類の作成や、印紙・自賠責も手配
・申請書などの記入
・検査ラインでプロ達に混じって自分で検査
こんな事が待っている。
で、極め付けが
・不合格になったら自分で直すしかない!
コレがなかなか手強い。
ユーザー車検のメリットは、安い に尽きるので、不合格になったら業者に出す、では合わない。なんで合わないか?というと、修理費だけの話じゃない。
万一、1箇所でも不合格になったら
2週間以内に再受験し合格しないと、ゼロからやり直しになってしまう。
不合格になり、ディーラーなどに修理を依頼する場合、運良く不合格になった日に駆け込めたとしても、点検が数日後、部品が届くのがそのまた数日後、修理できるのがそのまた数日後、とやってたら、2週間以内に再受験し合格するスケジュールを組むのははっきり言って無理。
つまり、ユーザー車検は不合格になっても、その場で自分でなんとかできるくらいの知識と腕、応用力がないと、どうにもならなくなる自体も想定され、結構ハイリスクと言える。
特に、古い車両などは配線の傷みなどからライトの光量が足りない、などありがち。こういうケースはディーラーなどでは修理自体受け付けてもらえない事が多い。
実際に自分ももう一台のGSX-R のユーザー車検では、ヘッドライトの光量不足で不合格となり、どうすることも出来ず、その場でバッテリーからベッドライトを直接繋ぐ回路を作り、時間内にギリギリなんとか合格した、ということがあった。こういうことは本当に焦る。
GSX-R GK71B ユーザー車検に落ち、光量対策をする - バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと身の回りの出来事
なので、ユーザー車検は、よほど好きな人か、整備に明るい人、または新しい車両で、故障の可能性が低い人で、かつ
手間より安さを優先したい人にしかオススメできません。
自分はユーザー車検しか選択肢がないが、普通は1.の指定工場が良いと思う。
指定工場での車検
自社で車検を通せる業者。通常は、整備と車検がセットになっており、安くはないけどその日に車検ができ、しっかり整備もしてくれる。なにより、車検落ちて途方に暮れる、という事が無い。
→お金さえ有れば、完全お任せが可能。
指定工場以外の業者で車検
車検自体はユーザー車検同様、その工場の人が、ユーザーに変わって陸運局で車検を受けてきてくれるもの。様々な整備ができる所もあるし、ほとんど整備はせず、通すだけのかわりに安い車検代行のようなところもある。
→自分に合った業者を選べれば安くて安心が可能
自分で全てをやり、リスクもあるかわりに、圧倒的に安い。
→安さのためなら全てを犠牲にできる人向け
ユーザー車検のリスクその3
陸運局は土日やってない=平日しかできない。
私みたいな平日休みなら良いですが、車検の為に有給ってのも、なんだか、、、
結論
リスクはある。それでも、自分でやるのは楽しいし、とにかく安い。バイクの場合ショップに車検を頼めば、安くても6-7万掛かるのが、2万で済むのはおおきな魅力。
良くも悪くもこれがユーザー車検。
この記事見て、なんとなく出来そうだな、と思う人なら絶対できると思いますね。
全然イメージつかない、という人はやめといた方がいいかもしれませんね。
CB400four NC36 ユーザー車検を受ける〈準備編〉
車検切れが2日後に迫り、ユーザ車検を受けに、大宮の陸運局に行ってきた。
何度も行ってるのに慣れないので、備忘録として書いてみました。
(事前準備編)
■まず予約
ネットで予約する。
自動車技術総合機構の車検予約システム
で簡単に予約可能。平日のみ。
朝の枠は本職の方たちが多いようで、なかなか取れない。午後が空いてる。
が、万一不合格になった場合、当日でも16時までなら再チャレンジできるので、それ考えると早めの枠の方が余裕がある。
■準備する物
1.旧車検証
2.旧自賠責保険証
3.直近の自動車税納税証明
(車は無くてもOK、バイクは無ければ再発行必須。市役所)
4.点検記録簿(自分で点検して、記入する)
5.お金 17,480円
〈内訳〉
1.テスター屋 1,100円
2.印紙代6,700円
(検査400円 審査1,300円 重量税5,000円)
3.自賠責保険 9,680円
■用意する事
1.バイクの点検&記録簿作成
点検記録簿はダウンロードできる。
印刷して、各項目をチェックしていく。
自分で点検してOKなので、
検査者欄には自分の名前を書いておけばOK。
★自分でできない項目は、プロに頼みましょう
2.車検で見る項目のチェック
ウインカー、ブレーキランプ(前後)、ホーン
ハンドルロック、ブレーキの効き、スピードメーター、ライト(ハイビーム)の光軸・明るさを測る。
あと寸法が車検証通りか測る場合があるが、改造してなければ大丈夫。あとオイル漏れや、警告灯点灯があると通らないので注意。
平成11年以降のバイクは排ガス検査があるが、NC36は古いので対象外。
ウインカーなどは出発前にセルフチェック。
スピードメーターは他のバイクや車を含め、今まで一度も引っかかった事ないので、多分大丈夫。
ライトの光軸は、陸運局の近くにあるテスター屋でやってもらう。
〈ライトの明るさ〉
NC36のような古いバイクで、1番車検に通らない原因は、ライトの明るさ不足。GSX-Rもそれで落ちた。今回は念のため以下対策を実施。
1.バッテリーのフル充電。
(コレで実際かなり変わる)
2.ベッドライトバルブを明るいのに交換
(これも効果大!)
NC36のヘッドライトバルブはH4という形式。
一つの電球でハイビーム/ロービームの切替をするタイプ。
この中で、いろんな電球があり、青っぽい物や、135ワット級、とか書いてあるのもあるが、本当に明るくなるバルブはコレだと思う。
レイブリックRR94
純正同様の黄色っぽい白なのでドレスアップ効果はゼロ。でも確かに明るい。青っぽいのは実際には明るくないのが多い。
これでダメなら配線やり変え、またはLEDとかか??
今回は(も!)、納税証明を失くし朝から役所で再発行してもらい、それから上記の点検などを実施。午後から陸運局に向かいます。
半年ぶりくらいにエンジンを掛けたのですが、
さすがホンダ。普通にかかるんだよなー。
もう一台のGSX-Rは、ここまで、というかエンジン掛かるまでが一日がかりだったので^_^
この辺までを事前にやっておけば大丈夫。
CB400four NC36 バイク屋での修理完了
セルモーターの故障で、しばらくすったもんだやっていたCB400four。
CB400four NC36 セルモーターを取り付け復活 - バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと身の回りの出来事
セルモーター自体は治ったが、その後のキャブ取り付けが自分じゃどうしても上手くはまらず、プロの手に委ねることにした。
ホンダディーラーには、古いという理由で入庫を断られたが、こんなバイクでも作業を受けてくれるところが見つかった。
JR浦和駅前の老舗 BIKE STUDIO。
CB400four NC36 バイク屋さんに行くの巻 - バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと身の回りの出来事
ついでも含め、下記作業をお願いした。
- キャブレターの再取り付け
- それに伴う冷却水交換
- エンジンオイル交換
- ブレーキフルード交換
今回の経緯を話すと、自分で整備した部分、心配だろうから色々チェックしながら進めてくれる。との事。
結果、依頼箇所の修理が完璧なのはもちろん、今回の直接の依頼箇所ではないにも関わらず、セルモーター周りの部品不良と、水漏れを発見して頂き、併せて治してもらう事ができた。
修理後の最終チェックも何度もしてくれたとの事で安心。また作業内容は全ての項目で写真が残っており、かなり詳細に説明をしてくれた。
自分も技術絡みの仕事だから特に感じるけど
こういう対応って、本当に店や人によるというか、、大きな意味での技術というか。ちゃんと走る事を目的にしている整備と、とりあえず目の前の不具合さえ治ればOKの整備、全然違う物なのに、案外値段なんかも変わらない事が多い。こればっかりは実際修理に出してみないと分からないが、案外後者も多い。その点、ここは本当にプロフェッショナルだと思う。
整備費用も決して高くは無いし、上記の点で、再整備などの手間が無いと考えれば安いとも思われるし、オイルはワコーズだし、内容考えるとお得感すらあるな。
バイクもピカピカで帰ってきたし。
いろんな業界含めて久しぶりに、プロ意識に感動したショップでした。
また、ホンダディーラーと全然ちがうのが、修理で部品が無い、など、出来ない事もあるが、基本作業を断ると言うことはしない。出来る限りの事はやる。という大変心強い言葉を頂いた。これからは必ずここにお願いすると思う。
という事でまた走れる様になった!
CB400four NC36 バイク屋さんに行くの巻
先日、セルモーターを修理して、なんとか走れるようになったCB400four。
CB400four NC36 セルモーターを取り付け復活 - バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと身の回りの出来事
ところが、その時に外したキャブレターが、どうしても元通りにハマらない。
特に、写真左手のエアクリ側がきちんと収まっていない。後ろがはまると、前が外れ、、、を繰り返して心が折れた。これはプロに頼むしかない。
部品が無い絶版バイク。バイク屋では大体の修理は断られる。といえどキャブレター取り付けだけなら受けてもらえるかも。
7ー8年前、このバイクを買った頃に、キャブレター整備などでお世話になった浦和駅前のBIKE STUDIOさんに問い合わせ。
【公式】BIKE-STUDIO~バイクスタジオ~さいたま市バイク販売・整備
どっかのホンダディーラーとは違い、快く受けてもらえる事に。
自走で持ち込み、預けてきた。
前回同様、丁寧に話を聞いていただけ、自分で整備だと心配だからいろいろ見ときますと、プロの配慮に心底安心した。
ついでにオイル交換、クーラント交換、ブレーキフルード交換も依頼。見てもらえる所があって本当によかった。
ちなみに、このBIKE STUDIOさん、本当に駅前なので、バイクを預けて電車で帰れるのもありがたい。
CB400four NC36 セルモーターを取り付け復活
セルモーター取り付け
故障したセルモーターが、なんとか治ったので、車体に取り付け、色々戻していく。
まず、セルモーター。
本体上部にプラス端子、固定部分にマイナス端子がいる。
じつは、一回取り付けてテストしたら動かず。ショートっぽい感じしたので確認したところ、上部のプラス端子が、セルモーターのボディに接触していた。プラス端子は、ボディの穴から飛び出ているが、ど真ん中になっておらず、僅かにボディに触れていた。ボディ自体がマイナスなので、そこでショートしていた。
続いて、スターターを外すために、外したウォーターホースを戻す。パッキンも念のため新品に。
そして、キャブレターを戻す。
言葉では簡単だが、ここに手こずり3時間掛かった。しかも未完成。
キャブを戻すには、
- スロットルワイヤー2本と、チョークワイヤーを取り付け。
- キャブ本体をインシュレーターに押し込み
- エアクリボックスをキャブに押し込み
- クーラントホース取り付け
- センサーコネクタ接雑
- その他ホース取り付け
- スロットル調整ノブ取り付け
という感じだが、本体がどーやってもきちんと収まらない。
エンジン側も、エアクリ側もなんだか抜けそう。
ここだけはプロに頼むしかないかな。自分じゃ無理。
最後に、タンクを載せて、流れてしまったクーラントを補充して、今日は終わり。
クーラントがほぼ空からいれたので、エア抜きとかちゃんとできたか自信ないが、、
とりあえずセルは回るようになり、エンジンは掛かるようになった!セルモーターという意味ではミッション完了。
CB400four NC36 スターター修理 組み立て編
セルモーターの組み立て
セルが回らず不動となったCB400four。
セルモーター内の消耗品である、カーボンブラシの摩耗が原因のため修理を開始した。
CB400four NC36 セルモーターの修理 部品編 無いと言われたけど有った!? - バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと身の回りの出来事
しかしセルモーター内のオイルシール劣化により、クランクケース側からセルモーター内にオイルが漏れるという事態が発生。
CB400four NC36スターター修理 スターター取り外し編 - バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと身の回りの出来事
さらに、オイルシールは純正品が設定無く、探す羽目に。
CB400four NC36 スターター修理 オイルシールを探す編 - バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと身の回りの出来事
しかも、オイルシールが外れず、工具を買うことに。
CB400four NC36 スターター修理 オイルシールを外す編 - バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと身の回りの出来事
と、色々遠回りしてようやく最後の組み立てまでたどり着いた。
まず、今回の最大の目的であるカーボンブラシを組み付ける。
CB400four NC36 スターター修理 ブラシ交換編 - バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと身の回りの出来事
続いて、懸案のオイルシール。現物に書いてあった型番が存在せず、サイズから探した。
これを、スターターの軸が通る部分に装着する。装着は圧入と聞いて、ビビっていたが、指力全開でなんとか入った!
シールなので、傷入れたら使えない。慎重に。
それが終わればボディの組み立て。
新たに届いた部品。
この部分にもパッキンが入っているので、新品に交換。
車体側に刺さる部分のパッキンも新品に交換。
組み立てる。
これで、完璧。のはず。家では12Vないので、実車でテストするしかない。
やっとここまで来た。