GSX-R GK71B 交差点で止まってしまい調査する
GK71B バッテリー上がりの原因調査
車検の帰り道に、交差点でストンとエンジンが止まり動かなくなったGSX-R。
なんとかしなくては。
現状
- バッテリーは上がっている。
- エンジンは正常っぽい。
- バッテリーが上がった事で止まったようだ。
- とまり方は点火系の気がする
- という事は電気が作れてない
というところまでは、直感的に想像できた。
そこからよく考えると、2つの原因が思いつく。
- ジェネレーターが壊れ発電自体出来ない
- 発電は正常で交流は作れるがレギュレータ故障で、直流が作れない
のどちらかだ。
対策
となれば調べるのは簡単。エンジンを掛けてレギュレータ部分で電圧を測れば良い。
レギュレータに入る交流と、レギュレータから出る直流がそれぞれどうなってるか?だ。
まずバッテリーを充電。発電無しでもフル充電なら数分は火花を作りエンジンを回せるだろう。エンジンを掛け、バッテリーが切れて停止する前に急いで調査しなくてはならない。
調べるのは、レギュレータの5本の線。
このうち3本が発電機からレギュレータに入る交流である。大概同じ色の3本の線だ。
残り2本は、レギュレータから出る直流だ。これは赤黒とかの線。
- まず3本の方。自分の場合は3本の黄色の線だ。この線に、ジェネレーターからの交流が来ていれば正常。線の間の電圧は交流45V程度が正常のようだ。テスターで測ってみるとどの線間も大体交流45Vくらい。問題ない。
- そして2本の方。これは直流14Vくらいが正常。出る方なので、エンジンかかった状態でレギュレータから出た後を測る。測定結果は0V。壊れてる。
レギュレータの故障が確定した。
またいつものアマゾンで適当なレギュレータを注文。部品が来たら交換だ。
今回はレギュレータでラッキーだったが、ジェネレーター故障であれば修理は困難。なぜなら部品がない。以前転倒して、ジェネレーターカバーを割ってしまい中古部品を探したがなかなか見つからず苦労した。場所的に左に転倒すると必ず壊れる物なので需要が多いパーツなんだろう。新品も中古も単体ではほぼ見つからないので万一の事態には中古エンジンなどを買って一か八かでその部品を流用するとかしかなさそう。
大切にしなくては。