バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと平成CB400four NC36

GSX-Rの初代GK71B型と平成CB400four NC36 とのドタバタ奮闘記

CB400four NC36 半年ぶりに乗ろうとしたらバッテリー上がり

2月に車検を受けて以来、7ヶ月もの間乗る事の無かったCB400four。

 

今日は子供たちも誰もいないので、気楽な1人。久しぶりにバイクで出かけてみます。

 

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カバーが良いのか?久しぶりに外に出してみると意外にキレイ。

 

ただ、案の定バッテリーは上がってました。。。

 

滅多に乗らないのでいつもバッテリーがあがるため、現在はバッテリー2個体制の入れ替え制で運用。

 

充電済みのバッテリーと交換して、無事始動となりました。

 

外したバッテリーは、6Vくらいまで電圧落ち、完全に上がってる。。。

 

半年でここまでなるとは?

こんな古いバイクだけどイグニッションオフで、なんか電気が流れてるのかな?

イモビとかはついてないしな。

GSX-Rはここまでならなかったような。。

 

6Vまで放置してしまうと、バッテリー内にサルフェーションという不純物が発生してしまう事が多いため、普通に充電しても復活は厳しいかもしれません。

 

以前仕事でバッテリーの事を色々勉強したのですが、バッテリー寿命のほとんどが、充電不足でのサルフェーションか、過充電による液の減少が原因です。

 

サルフェーションとは、電極に電気の通らない物質がびっしり貼り付いてしまい、充電を受け付けなくなる状態。

 

本当は、サルフェーションを除去すれば、その後もかなりの年月、内部の電極が崩落するまで使えるのですが、サルフェーションが起きたら交換してしまう事が多いので、本当の寿命まで使われる事はほとんどありません。

 

ただ今回のは、まだ新しいバッテリーなのでなんとか復活を試みます。

 

サルフェーションが発生したバッテリーは、高圧の電気を連続発射しながら充電する、特殊なパルス充電という方法でサルフェーションを分解しながら充電すると、電気が入っていき復活します。

 

が、パルス充電機は一般的な物ではなく、そこらのプロでも持ってません。もちろん自分も持っていないので、手持ちの充電器の簡易的なリフレッシュ機能を使います。

一応、古くなったバッテリーをリフレッシュできる、という機能らしいです。

これはおそらく普通の充電より電圧を上げていて、多少のサルフェーションなら分解できるんだと思います。

 

8時間くらい掛かるのですが、過去50%くらいの確率で復活してるので、今回も気長に待ちます。

 

本当は比重とかも見なくてはいけないですが、充電後の電圧が12V以上出てれば大体大丈夫なことが多いです。本当にダメだと8時間の充電をしても電圧が全然上がりません。

 

判断としては電圧が12V以上ならOKとします。

 

で、翌朝、、、

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充電完了で、13.6V。OKでしょう。

次の使用に備えて保管します。