バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと平成CB400four NC36

GSX-Rの初代GK71B型と平成CB400four NC36 とのドタバタ奮闘記

GSX-R GK71B レギュレータ交換

GK71B  市販品レギュレータに交換

走行中に充電が出来ずバッテリー上がりを起こして、路上で不動になったGSX-R。ネット情報を参考に切り分けを実施。ジェネレーターからの3本の黄色の線はそれぞれの線間で交流45Vくらいあり正常。

交流がレギュレータに入り、出てくる赤黒の線、直流が14V程度が正常のところ0Vだった為、レギュレータ故障と判断してレギュレータ交換を実施することにした。

 

前回、購入した市販品のレギュレータを加工して下準備した。

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5本タイプのレギュレータを購入。

交流3本入力、直流2本出力のタイプ。

ネクターを外しておく

 

レギュレータ交換は今回で2回目。

バイクを購入した2年くらい前に予防交換している。

 

レギュレータ交換手順

レギュレータは、左のリアウインカーの内側あたりにあります。リア周りのカウル類を外してアクセスします。

 

1.バッテリーケーブルを外す。

電気系なので基本です。

 

2.シートを外す

普通にシートを外したら、タンデムシートを外す。手前の2本のボルト。

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3.シート下カウルを外す

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右は六角と何箇所かクリップ。

左はクリップのみで止まってました。

 

4.リアカウルを外す

これが案外分かりにくい。

 

左が15mmのボルト

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上からネジ。

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見逃しがちなのがコレ。フェンダー裏に10mmが3つ。

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これでリアカウルが外れてレギュレータにアクセスできる。

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5.交換

 

前回は車体側は純正コネクターを活かしたのだが、コネクター自体も古くて不安なので今回は

純正を切り落とし、新しく端子を打ち直す。

 

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写真真ん中の右に線が5本刺さってるのが純正コネクター

 

before

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after

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最後に本体を交換。配線を繋げて終わり。

配線は、

・赤/黒→赤/黒へ。

・ジェネレーターからの3本の黄色→レギュレータの3本の同じ色の線(今回は白)へ。

 

抜けないようにテープで巻いた。

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6.確認

レギュレータが正常なら、赤黒の線に直流14V程度が出力されるはず。

 

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14.5V。レギュレータ問題なし。

 

念のためバッテリー部分でも。

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14.5V。大丈夫。

エンジンオフだと13.2V。こちらも問題なさそう。

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外したものを元に戻して無事完了。

これでまた走れるようになった。

 

次は車検で怪しかったホーンだなあ。

原因がよく分からずだが、本体変えても治らないという事はスイッチだろうか??

 

 

 

 

 

 

 

GSX-R GK71B 市販品のレギュレータ流用 下準備編

GK71B  市販レギュレータの流用準備

走行中もバッテリーの充電が出来無い状態のGSX-R

レギュレータの故障のようなので交換します。

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レギュレータ本体は、今回もアマゾンで購入。コネクター部分の形状がGK71Bはとても特殊で市販品では絶対に合わないので、少しだけ加工します。

 

ネクターのプラスチック部分を外す

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こんな感じで、端子の抜け止めを外して行きます。

 

出っ張りを切る。ショート防止

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ネクター外れたら、端子の根元の耳を切ります。車体につける時、この耳同士が接触しそうになる為。

 

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ニッパで切ってこんな感じ。

 

これで下準備完了。

 

 

 

 

GSX-R GK71B ミラーを変える、3回目

GK71B  3回目のミラー交換を実施

 

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ミラーが腐食で曇り、よく見えなくなってきたので交換した。

 

GSX-Rを買って2年。その間に一番交換した部品、それがミラー。今回の交換で4個目だ。

 

1回目は、納車初日、今考えると貴重な純正ミラーを、この写真に写っているフェンスにぶつけて折ってしまい交換。

 

初代純正ミラー。これがGSX-Rが届いた日、初めての写真、この時すでに折れている。純正ミラーやっぱりカッコいいなあ。

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2代目ミラーはこんな形だった。見やすいのだが。。。

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この2代目ミラーが形が好みでなかった事と、すこし足が長すぎて、すり抜けでぶつけそうだったので、3つ目に。

 

3代目ミラー。純正に比べるとズングリムックリした形状ながら、似合ってはいると思う。

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そして、3代目ミラーが腐食で曇ってしまい今回、4代目に交換。

 

駐車時に上を向けていたため、水が溜まりこの様な状態に。。

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四角いミラーが良かったが、なかなか売ってなく、少し今風な形状になった。

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今回はハリケーン製。

2800円の安物であるが、いままで買った2個のアマゾン産と比較するとさすがはメーカー品。各部の作りもしっかりしている。

 

GK71Bは、カウルと、その裏にあるカウルステーを共締めでミラーを固定するのだが、ミラー固定用のネジが2本ある2本足タイプである。

 

今回のミラーは1本足の物だが、つける事が出来た。

 

固定用のネジが少し太く、バイク側の穴に入らなかったが、太めのドライバーでグリグリしたら付けることが出来た。

 

取り付け角度がキツイので、本来の設計より若干ミラーの調整幅が少なく、調整にはアームと鏡面の角度のバランスというか、少し工夫が必要かもです。

 

ミラーの形なんて自分以外の人にとっては、心底どーでもいい話なんだろうな^_^

 

GSX-R GK71B 交差点で止まってしまい調査する

GK71B  バッテリー上がりの原因調査

車検の帰り道に、交差点でストンとエンジンが止まり動かなくなったGSX-R

なんとかしなくては。

 

現状

  • バッテリーは上がっている。
  • エンジンは正常っぽい。
  • バッテリーが上がった事で止まったようだ。
  • とまり方は点火系の気がする
  • という事は電気が作れてない

 

というところまでは、直感的に想像できた。

そこからよく考えると、2つの原因が思いつく。

 

  1. ジェネレーターが壊れ発電自体出来ない
  2. 発電は正常で交流は作れるがレギュレータ故障で、直流が作れない

 

のどちらかだ。

 

対策

となれば調べるのは簡単。エンジンを掛けてレギュレータ部分で電圧を測れば良い。

レギュレータに入る交流と、レギュレータから出る直流がそれぞれどうなってるか?だ。

 

まずバッテリーを充電。発電無しでもフル充電なら数分は火花を作りエンジンを回せるだろう。エンジンを掛け、バッテリーが切れて停止する前に急いで調査しなくてはならない。

 

調べるのは、レギュレータの5本の線。

このうち3本が発電機からレギュレータに入る交流である。大概同じ色の3本の線だ。

 

残り2本は、レギュレータから出る直流だ。これは赤黒とかの線。

 

  • まず3本の方。自分の場合は3本の黄色の線だ。この線に、ジェネレーターからの交流が来ていれば正常。線の間の電圧は交流45V程度が正常のようだ。テスターで測ってみるとどの線間も大体交流45Vくらい。問題ない。

 

  • そして2本の方。これは直流14Vくらいが正常。出る方なので、エンジンかかった状態でレギュレータから出た後を測る。測定結果は0V。壊れてる。

 

レギュレータの故障が確定した。

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またいつものアマゾンで適当なレギュレータを注文。部品が来たら交換だ。

 

今回はレギュレータでラッキーだったが、ジェネレーター故障であれば修理は困難。なぜなら部品がない。以前転倒して、ジェネレーターカバーを割ってしまい中古部品を探したがなかなか見つからず苦労した。場所的に左に転倒すると必ず壊れる物なので需要が多いパーツなんだろう。新品も中古も単体ではほぼ見つからないので万一の事態には中古エンジンなどを買って一か八かでその部品を流用するとかしかなさそう。

大切にしなくては。

 

 

 

 

 

GSX-R GK71B 交差点で止まり、押して帰る

GK71B、また故障。電気系??

本当に大変だった車検が無事終わり、ほっとしたのと嬉しさで気持ち良く走っていた帰り道のこと。

 

走っているとなんだか調子が悪いんです。

信号で止まる度にだんだんアイドリングが不安定になり、吹け上がりも悪くなる。

 

よく見ると、本来明るい緑が点灯するニュートラルランプが、ぜんぜん暗い。

 

走行を続けていると、トンネルの中で勝手にエンストした。バッテリーはすでに上がっており掛からない。

ジャンプスターターで始動し何とか走り出す。

 

電気の容量不足かと思ったが、すでに電球の車検向けのドーピングなどは全て元に戻した後。不可解な症状だが回転を上げながら何とか家から2km地点まで来た。

 

交差点で右折待ちをしているとまた止まりそうになる。回転を上げようとアクセルを開いても反応せず、ストンとエンジンがとまり、そこからまったく動かなくなってしまった。慌てて路肩に寄せてジャンプスターターを繋ぐとセルはギリギリ回り、掛かろうとするのだが、例のIGコイル不調のときとそっくりな感じですぐに力なく止まってしまう。火が飛んでないようだ。

 

考えてみると、バッテリーが悪くても、発電が出来ていて、電気が作れていれば火花は飛んで動くはず。電気系に異常があるのは間違いなさそう。

 

バイクの電気はざっくり2行程

発電機で交流を作り、レギュレータで直流にする、という感じらしい。

 

その為

1.ジェネレーターそのものが壊れ発電出来ない

2.発電は正常で交流は作れるがレギュレータ故障で、直流が作れない

のどちらかだと思う。どうするかな?

 

いろいろ考えてみたが、それどころじゃない。18時までに子供を保育園に迎えに行かねば。時はすでに17時を回ったところ。

これはヤバい。押すしかない!2kmの緩やかな登り坂を、バイクを押して汗だくで死ぬ思いで帰宅したのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GSX-R GK71B ついにユーザー車検に受かる!

GK71B ついに車検に合格!

ユーザー車検を受験したところ、ブレーキランプの不点灯と、ヘッドライトの光量不足で不合格となってしまったGSX-R

 

16時の当日再検査のリミットまで2時間で何とか対策し、15時45分ごろ滑り込みで再検査を受験できました。

 

ラインに入ると、まずは、ブレーキランプの再検査から。

ブレーキランプは、スイッチ内の腐食を磨き、治った事を確認済みなので、再検査でも当然合格。

 

続いて、光量検査かと思いきや、ヘッドライトのハイ/ローを切り替えるよう指示を受け焦る。

ハイビームは、バッ直にしており、純正とは別の独立した回路。ロービームは純正の回路。

切り替えるとなると、それぞれのスイッチを同時に切ったり入れたりする事になる。ややこしかったが、これもなんとか乗り切ることができた。

 

その後ついに1番問題の光量検査。いわゆるバッ直に改造したが、果たして明るさは改善したのか??またまたテスター測定の緊張の瞬間ですが、今度は一発で●印!

 

なんとか当日中に合格できました!

 

また、検査ライン出口の係りの人に書類を出し、ハンコもらって、受付棟に戻ります。

 

最後は、ハンコもらった書類を7番窓口に出すと、車検証とステッカーを貰えます!

 

なんとか合格!大変だっただけに嬉しい。

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しかし、この後帰り道でまたまた事件は起こるのでした。GSX-R奮闘記は終わりそうもありません。。

 

 

 

 

GSX-R GK71B ユーザー車検に落ち、光量対策をする

GK71B 車検用緊急光量対策(旧車の車検対策)

ユーザー車検を受けたら、ブレーキランプの不点灯と、旧車の定番ヘッドライトの光量不足で不合格となったGSX-R

 

ブレーキランプは分解清掃で改善したのでなんとかなった。

 

当日の再受験を目指し、40分の残された時間でヘッドライトも対策をしなくてはならない。

 

現状、

・バルブは車用の60/55W H4球にドーピング済

・テスター屋で、左右切替式に改造

・テスター屋では17000cd出ていて合格範囲

・検査ラインでは5000回転キープ

 

でも検査ラインでは光量で不合格。

上記から考えて、わずかな差で通らなかったと予想。冷静に考えて、H4の球に正常なバッテリーを直接繋げば通るはず。

 

時間もないので、バッテリーから電球まで直接配線を繋ぎ、途中にスイッチをかまして手元で点灯できる様にやりかえた。

 

  • 配線は、エーモンの1.25sq
  • スイッチは、エーモンの2極
  • 端子類はヘッドライトバルブに直接挿せるよう平形端子の入ったセット

を購入した。

 

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赤い線が、バルブ裏に直接刺さっており、そのままスイッチを介し直接バッテリーに繋がっている。

 

かなり焦っていたため、最初間違えてスモールに配線割ってしまい、青いワンタッチコネクタの残骸が写ってます^^;

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ここに、スイッチを付けた。

 

家に帰ってから撮った下の写真が全体像。

雑すぎるが緊急対策としては十分^_^

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結論としてはこんな雑なシステムでも光量が増強され、検査には合格できたのでした。

配線もむき出しというか、写真のまま、特にパッキンやら整線もしなかったが大丈夫だった。

 

これを20分でやり遂げ、検査ラインの最初16時までギリギリあと20分!当日再検査に突入した!

 

☆実際には、後述するハイワッテージバルブを付けた事による(?)レギュレータの故障がこの時既に起きていたと思われ、回転を上げてもバッテリーへの電源供給がほとんどされてなかったと思う。バルブを変えたらレギュレータが壊れるとすれば、どうにもならないが、レギュレータが壊れてなければ、単に回転数で受かってたと思う。おそらく、テスター屋の時点ではまだレギュレータが機能していて、合格ラインが出たのだと思う。次回の車検はHID化など別の方法を考える必要が有ると思う。