GSX-R GK71B プラグのカブリで始動せず
GK71B プラグのカブリを清掃
2月に車検を通して以来、1か月程GSX-Rに乗っていなかった。乗る機会が無いわけではないが、長距離だったり、時間的に制約があったりして、万一不具合が起きると厄介な行き先ばかりで、なんとなく乗る気にならなかった。レギュレータ不良の修理後、一度もテスト運転おらず、あの交差点の恐怖を思い出し不安なのだ。
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その中、ちょうど良いテスト運転になりそうな用事ができた。2つ隣の大宮駅前にパスポートを取りに行く事になり、これなら万が一の時でもなんとでもなるからGSX-Rで行く事にした。
そんな訳で、久しぶりにエンジンを始動。
バッテリーは先日充電した為セルは元気にまわる。ところが、始動時になんとなくアクセルを開けてしまったのが悪かったのか、それとも修理ばかりでちゃんとエンジンを回してなかったのが原因か、ここ最近始動に不安のなかったエンジンがまったく掛からなくなってしまった。
このバイクの場合、セルは回るのにまったく始動しないというケースは何度かあり、原因はほぼ2つ。1つはキャブ内部の固着で燃料が流れない事。もう一つは定番のプラグカブリである。
3月には始動に問題なかった事から、この短期でキャブ固着等が起きる可能性は低くカブリと思われる。
プラグを外してみて、黒ければカブリ、白ければキャブ、というのが自分なりの見分け方。
自分のGSX-Rは、サイドカウルを外しているので、プラグへのアクセスは簡単。
ユニバーサルジョイントタイプのプラグレンチがあれば奥の方にある2番3番含めた全てのプラグを簡単に外すことが出来る。
外したプラグはコレ。黒いススがびっしり。これがいわゆるカブリですね。
この黒いススが邪魔して火花が飛ばないので、清掃が必要。
端子を傷めないように、柔らか目のブラシで丁寧に清掃して取り付ける。
これにて完了。エンジンを掛けてみると一発で始動し問題なし。
その後10kmほど乗ってみたが、調子は良く大丈夫そうだ。少しずつ距離を伸ばしていく予定。