GSX-R GK71B 追加購入したキャブレター分解清掃
キャブレターの分解整備
キャブレターの調子が悪いので、中古を購入しました。
ジャンク品なので、(というよりこの年式のキャブレターならすべてジャンク品かもしれないですが)分解し、状態を確認して必要な整備をしてから装着したい。
という事で、オーバーホールを実施してみたいと思います。キャブレターは以前に何度もバラしてなおしていて、自分の場合、大体具合悪いのは、燃料タンク側からキャブへの燃料の流れ込みをコントロールしているキャブ下側のフロート周り。
あと気になるのは、消耗品であり尚且つすでに部品の供給が無い、キャブ上側のダイヤフラムという部分。
薄いゴム製で、経年劣化で破れてしまうことがあり、それが大丈夫な状態かが気がかり。
今回は、ここを重点的に点検。
外観
写真が下手で分かりにくいですが、外観も汚れやサビがひどい状態。
今回はせっかくなので外観も綺麗に仕上げたい。
まず分解
- 下側のフロートチャンバー
中はベタつきなどもなく予想以上に綺麗。
燃料の流れをコントロールするニードルも良好に見える。
ここの先端がゴム製で、使い込んでいくとゴムが減って段差が出来、燃料を止められなくなる。
ダイヤフラムと共に、代表的な消耗品だが状態はよく、交換不要と判断した。
下回りは、特に交換必要な部分無さそうなので、今回は清掃して組み直すだけ。
- 上側ダイヤフラム
これは部品がすでに手に入らないため、破れていたらアウトでしたが無事でした!!ゴムは少し硬くなっている感じもするが使えそうでよかった。
全体的に状態は良くて大きな問題なし。
上側も、清掃のみで大丈夫そう。
燃料パイプに異常、修理
左右のキャブをつなぐ燃料パイプ。今現在バイクに付いているキャブもここから燃料漏れがあり、修理してあるが、今回のも内部のパッキンがダメだった。
ちょうど前に買った部品があったので交換
洗浄等
各パーツを洗浄。プラスチックはキャブクリーナーが使えないため、プラスチック部品は普通の食器用洗剤で洗ってみた。
本体は、外側をブラシで磨いて綺麗にしたあと、キャブクリーナーに浸けて清掃。内部は元から綺麗だったので、変化を感じにくいが外観は相当綺麗になった。
上部のキャップはサビがひどかった為、サビを落として再塗装した。
ダイヤフラムはシリコンオイルを塗ってから組み付けてみた。
フロートも稼動部含めて清掃してから組み付けたので動きがスムーズになった。
完成
かなり綺麗になった。これで無事うごくか!?後日取り付けて確認します。