バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと平成CB400four NC36

GSX-Rの初代GK71B型と平成CB400four NC36 とのドタバタ奮闘記

GSX-R GK71B 追加購入したキャブレター分解清掃

キャブレターの分解整備

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キャブレターの調子が悪いので、中古を購入しました。

 

ジャンク品なので、(というよりこの年式のキャブレターならすべてジャンク品かもしれないですが)分解し、状態を確認して必要な整備をしてから装着したい。

 

という事で、オーバーホールを実施してみたいと思います。キャブレターは以前に何度もバラしてなおしていて、自分の場合、大体具合悪いのは、燃料タンク側からキャブへの燃料の流れ込みをコントロールしているキャブ下側のフロート周り。

 

あと気になるのは、消耗品であり尚且つすでに部品の供給が無い、キャブ上側のダイヤフラムという部分。

 

薄いゴム製で、経年劣化で破れてしまうことがあり、それが大丈夫な状態かが気がかり。

 

今回は、ここを重点的に点検。

 

 

外観

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写真が下手で分かりにくいですが、外観も汚れやサビがひどい状態。

今回はせっかくなので外観も綺麗に仕上げたい。

 

まず分解

 

  • 下側のフロートチャンバー

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中はベタつきなどもなく予想以上に綺麗。

 

燃料の流れをコントロールするニードルも良好に見える。

 

ここの先端がゴム製で、使い込んでいくとゴムが減って段差が出来、燃料を止められなくなる。

ダイヤフラムと共に、代表的な消耗品だが状態はよく、交換不要と判断した。f:id:toshihiro_suzuki:20190812112034j:image

下回りは、特に交換必要な部分無さそうなので、今回は清掃して組み直すだけ。

 

  • 上側ダイヤフラム

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これは部品がすでに手に入らないため、破れていたらアウトでしたが無事でした!!ゴムは少し硬くなっている感じもするが使えそうでよかった。

 

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全体的に状態は良くて大きな問題なし。

上側も、清掃のみで大丈夫そう。

 

燃料パイプに異常、修理

左右のキャブをつなぐ燃料パイプ。今現在バイクに付いているキャブもここから燃料漏れがあり、修理してあるが、今回のも内部のパッキンがダメだった。


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ちょうど前に買った部品があったので交換
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洗浄等

各パーツを洗浄。プラスチックはキャブクリーナーが使えないため、プラスチック部品は普通の食器用洗剤で洗ってみた。
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本体は、外側をブラシで磨いて綺麗にしたあと、キャブクリーナーに浸けて清掃。内部は元から綺麗だったので、変化を感じにくいが外観は相当綺麗になった。

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上部のキャップはサビがひどかった為、サビを落として再塗装した。
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ダイヤフラムはシリコンオイルを塗ってから組み付けてみた。

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フロートも稼動部含めて清掃してから組み付けたので動きがスムーズになった。
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完成

かなり綺麗になった。これで無事うごくか!?後日取り付けて確認します。

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