バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと平成CB400four NC36

GSX-Rの初代GK71B型と平成CB400four NC36 とのドタバタ奮闘記

GSX-R GK71B フロントブレーキが効かなくなる

ブレーキマスターシリンダーの故障

先日、GSX-Rに乗ろうと思い久しぶりに引っ張り出して来てエンジンを掛け、都内のオフィスに向かいました。週末の渋滞する首都高を走行中、フロントブレーキを握るほどに、スカスカ感があり、だんだん握りしろが無くなっていく感覚が。最後には握りきれてしまう状態に。

 

ブレーキオイルが漏れてるか!?

路肩に停めて見てみると、やはりブレーキレバーの付け根あたりからブレーキオイルが漏れている。

 

帰りたいが、首都高降りた方が、信号もあるし危険と判断して再出発した。

リアブレーキだけで止まれる車間を充分確保しながら進むが、都心環状の合流が渋滞で焦る。遅いスピードなので、危険はないのだが、慣れてない事もあって安定しない。なんとか予約していた会社近くの駐輪場にたどり着いた。

 

 

そういえば、フロントのブレーキマスターシリンダーは、蓋のネジが錆びついており外れず一度も中身の点検が出来ておらず、心配していたが、ついにこの時がきてしまった。

 

部品を注文

もう純正は無いだろうから、デイトナの一式セットを注文した。約1万円。このバイクの修理としては、かなり高額な部品だ。

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リアブレーキは、しばらく前にマスターシリンダーが壊れて交換したのだが、

GSX-R リアブレーキが壊れる マスター交換編 - バイク素人が旧車に乗るとどうなるか?実証 GSX-R GK71Bと身の回りの出来事

この時は、メーカー品が見つからなかった事もあり、安い中華産にした。

フロントは流石に心配なので、高いけどちゃんとした物にしよう。

 

マスターシリンダーには、内部のピストンのサイズと、ハンドルの太さのサイズがあるようで、GK71Bは、ピストン14mm/ハンドル22mmが純正らしい。

ハンドルは22mmが一般的。

ピストンはあまり変化が大きいと効かなくなったりするみたいなので、近いところで5/8インチを選んだ。

 

デイトナでも14mmはあるにはあるが、少し値段が高いので近いサイズにしてみた。

 

本体に加え、ホースを付けるバンジョーボルトや、クラッシュワッシャーというパーツも必要。

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バンジョーボルトは、一般的には、ネジのピッチが1.25mmというのが使われていて、デイトナ製もそう。スズキ純正やブレンボとかは1.0mmらしい。そのため今回は純正のバンジョーボルトが使えない為、新しく1.25mmを購入した。

 

またワッシャーも、この部分に着く物は使い捨ての物で、ワッシャー自体が潰れる事で漏れを止める構造らしい。その為、外すたびに交換が必要。その為予備で多めに購入した。

 

とりあえずなんとか、リアブレーキのみで家まで戻ってくる事ができたので、部品交換までバイクは封印して、早急に修理しなくては。