GSX-R GK71B 高速で止まりJAFで運ばれる 修理完了編、しかし!
GK71B 故障の原因は、自分で付けた燃料フィルター
先日、東北道で突然停止し、JAFで運ばれて蓮田の修理工場、メガスピードに緊急入院したGSX-R 。
修理が終わり、本日引き取ってきました。
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高速道路で、ガス欠の様な症状で動かなくなったGSX-R ですが、結果、タンクのサビがキャブに流れない様に自分で取り付けた燃料フィルターが原因でした。
http://toshihiro-suzuki.hatenablog.com/entry/2018/02/10/235423
燃料フィルターの向きが逆だった事と、燃料ホースの取り回しが悪かった為、普段は大丈夫なのですが、高回転時など、ガソリン沢山使用する状況下では、ガソリンの供給量、つまり燃料がフィルターに届いて濾過されるまでのスピードが、使用量に追いつかなくなり、瞬間的にガス欠になる、という内容でした。
今回は、より濾過スピードが速い(粗く、濾過面積の広い)フィルターに交換し、燃料ホースの経路を正しくする処置を行い、修理完了となりました。
今回は、自宅から離れた場所での故障であったため、全て自分でやる、というルールを変更して、このバイクでは初めてプロに頼んで修理してもらいました。
当然、それなりの安くはない費用が掛かる訳ですが頼んで良かったと思います。
それは、JAFで運ばれた当日、瞬時に原因を見抜いてもらった事、今回の箇所以外の整備課題も色々指南頂けた事、このバイクの他の個体との比較で、試運転評価をしてもらえた事などです。
自分でもなんとなく不具合箇所の当たりはついてましたが、自分で修理したら、点火系も疑ったりしてたため遠回りしてたと思います。
プロに診てもらった結果、いくつかの課題と大問題も発覚。
課題
・ラジエターキャップが古い→今回交換済
・他の個体に比べフロントブレーキの効きが悪い
・マスターのネジが固着し、何年もフルード見ていないようだ。
・フォークオイルが漏れ初めている
・燃料タンクの出口で、少しガソリン滲みがある。
・他の個体に比べクラッチが異常に重い
ワイヤか?
・リアブレーキホースが少し短い
・中速域のもたつき。キャブセッティングか?
そして、発覚した大問題は。。。
フレームのエンジンマウント部分が割れている!!!
これは、溶接が必要で、そのためにはエンジンを下ろさないとダメらしい。。。。。もう一台買えるくらいは掛かるかなーと。
4箇所のマウントのうち、1箇所なのでとりあえずは乗ってて大丈夫との事でしたが。。
しかも始動性や、エンジンパワーはかなり良いとの事で、まあ動かなくなるまで大丈夫だよ、と社長は言ってくれてるので余計迷います。
はぁ。どうしようか。